こんにちは!ママ薬剤師のカーコです
暑い日が続きますが、皆さま体調はいかがでしょうか。
今日は、最近話題のヒアリのニュースを紹介したいと思います
今月6日、岡山県倉敷市の水島港で、およそ200匹のアリが見つかり、鑑定の結果強い毒を持つ南米原産のヒアリと確認されました。専門家による鑑定の結果、9日ヒアリと確認され、このうち2匹が女王アリだったということです。
形態:大きさや特徴
・体長2~6mm。
・主に赤茶色。
・体色は赤褐色、腹部が暗色。
刺された際の症状
・刺されると、アルカロイド系の毒によって非常に激しい痛みを覚え、水疱状(すいほうじょう)に腫れる。
・毒に対するアレルギー反応(アナフィラキシーショック)を引き起こす場合があり、北米だけでも年間で1500件(本種を含めた“fire ant”全体の件数)近く起こっている。
刺された際の対処法
☆刺さされた直後の対処
・20~30分程度、安静にし、体調の変化がないか注意
・症状が悪化しない場合には、ゆっくりと病院を受診
☆症状が悪化する場合
・一番近い病院を受診する(救急受け入れのある病院が望ましい)
・「アリに刺されたこと」「アナフィラキシーの可能性があること」を伝え、すぐに治療してもらう
岡山県は、卵やさなぎが見つかっていないことやヒアリが発見された場所が一般の人の立ち入りができないエリアになっていることから、周辺にヒアリが拡散した可能性は低いとしていますが、今後も調査を続けとのことです
<参考>東京都環境省ホームページ