こんにちは!
ママ薬剤師のカーコです
感染性胃腸炎が怖い季節となってきた今日この頃、山陽新聞より下記記事をみつけました
「岡山県と岡山、倉敷市は12月15日、蛍明小(岡山市)旭丘幼稚園(倉敷市)高倉小(津山市)六条院小(浅口市)で感染性胃腸炎が発生したと発表した。計48人が腹痛や嘔吐(おうと)の症状を訴え、欠席した。いずれも16日に学年・学級閉鎖する。」
今日は感染性胃腸炎についてご紹介したいと思います。
感染性胃腸炎の主な症状
・吐き気や嘔吐、下痢・腹痛などの急性胃腸炎症状を呈します。
・下痢は水様便などで時に血便を呈することもあります。
・発熱(一般にウイルス性に比べて細菌性のものの方が症状は重篤です。またウイルス性のものでは上気道炎症状(咳や鼻水)を伴うこともあります。)
脱水症状に気を付けて!
・下痢や嘔吐による水分喪失に加え、飲水が出来ず、また発熱・発汗による、脱水には要注意です。特にご老人や幼児の場合、自覚症状が出にくいこともあり、全身倦怠感やぐったりした時などは、脱水を考え早目に医療機関を受診することをおすすめします!
予防法
- 帰宅時や食事の前、トイレの後に、石けんでよく手を洗いましょう。ノロウイルスは極めて微小なため、1度の手洗いでは落ちにくく、2度手洗いをおすすめします。
- 感染した人の便やおう吐物には、直接触れないようにしましょう。 (使い捨ての手袋やキッチンペーパーなどを使って処分しましょう。)
- 調理をする場合は、よく加熱(85℃、1分間以上)しましょう。
感染性胃腸炎に加え、インフルエンザにも気を付けて、健康に新年を迎えたいですね