夏から注意!RSウイルスについて

こんにちは!ママ薬剤師のカーコです

今年は夏から、RSウイルスが流行っているようです

今日は乳幼児が最も感染しやすいと言われるRSウイルスについてご紹介したいと思います。

 

RSウイルス感染症について

RSウイルス感染症は、病原体であるRSウイルスによって発生する呼吸器感染症です。

年齢を問わず、生涯にわたり感染を繰り返し、生後1歳までに半数以上が、2歳までにほぼ100%の小児がRSウイルスの初感染を受けるとされています。

 

症状

大人がRSウイルスに感染しても、軽い鼻かぜ程度でおさまることがほとんどです。赤ちゃんが感染した場合も、通常は38~39度の発熱や鼻水、せきなど普通のかぜの症状が出て、8~15日くらいで治ります。

ところが症状が悪化すると、細気管支炎や肺炎を引き起こすこともあります。

重症化すると喘鳴(ゼイゼイ、ヒューヒューとした呼吸)や、さらに呼吸が速くなり、呼吸困難や無呼吸があらわれたり、入院による治療が必要な場合もあります。

 

予防法

・手洗いを徹底する

RSウイルスは非常に感染力が強く、ウイルスがおもちゃなどに付着してから4~7時間は感染力を持っているといいます。日ごろから外出の後や調理・食事の前、鼻をかんだ後などは石鹸でよく手を洗いましょう。

 

・流行期には人ごみを避ける

RSウイルスが流行する秋から春の季節には、赤ちゃんを人ごみに連れて行かない配慮も必要です。

 

・身の周りのものをこまめに消毒しましょう

RSウイルスは目や鼻、口の粘膜から感染します。家庭内にかぜをひいている人がいるときは、アルコールティッシュなどで赤ちゃんの周りのものをこまめに消毒しましょう!

 朝方が冷えたりと気温の寒暖差が激しい日が続きますが、皆さま手洗いを徹底して健康に過ごしましょう